質問
プリント基板業界でガーバーデータという言葉を聞きますが、
ガーバーデータってなんですか?
回答
ガーバーデータとは、プリント基板の設計や製造で使用されるファイルフォーマットの1つです。
プリント基板(配線パターンやソルダーマスク、シンボルマークなど)のイメージ、ドリルやルーター加工のデータが格納される基板の設計図のようなものです。
「ガーバー」、「ガーバーデータ」、「ガーバーフォーマット」など
色んな呼び方がありますが、すべて同じ意味です。
ガーバーデータには、業界標準である拡張ガーバー(RS-274X)と、標準ガーバー(RS-274D)の2種類のフォーマットがあります。
この2種類のフォーマットの違いは、Dコードを含むか含まないかです。
(Dコードとは、サイズ情報・形状を示すコードで2桁以上の数値のことを指します。)
標準ガーバー(RS-274D)は、サイズ情報が記述された外部ファイル(Dコード)が必要になるため、正しい組合せでファイルを受け渡しをしないと、正確に再現出来なくなってしまう欠点がありました。しかし、拡張ガーバー(RS-274X)は外部ファイルが必要なく、データの受け渡しでのトラブルが少ないことから、現在の主流は「拡張ガーバー」です。
KITCUTLABOでも、拡張ガーバー(RS-274X)を採用しております。

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